WordPressには、記事やページといった標準的な投稿タイプ以外に、独自の投稿タイプを作成することができます。これが「カスタム投稿タイプ」です。一方、「カスタムフィールド」とは、記事やページなどの投稿タイプに追加の情報を設定することができます。
カスタム投稿タイプ
カスタム投稿タイプを使用すると、WordPressの「投稿」や「ページ」とは別に、独自の投稿タイプを作成することができます。たとえば、商品やイベントなど、特定の目的に合わせてカスタマイズされた投稿タイプを作成することができます。カスタム投稿タイプは、通常の投稿と同じように、カテゴリーやタグなどを設定することができます。
カスタムフィールド
カスタムフィールドを使用すると、記事やページなどの投稿タイプに、カスタムフィールドと呼ばれる追加の情報を設定することができます。たとえば、商品の価格やイベントの日付など、記事の本文やタイトル以外の情報を設定できます。これにより、記事やページの情報をより充実させることができます。
比較
カスタム投稿タイプとカスタムフィールドは、全く別の機能ですが、同じ目的で使用されることがあります。たとえば、商品情報を表示するページを作成する場合、カスタム投稿タイプを使用して「商品」の投稿タイプを作成し、カスタムフィールドを使用して、価格や在庫数などの情報を追加することができます。
しかし、カスタム投稿タイプとカスタムフィールドは、それぞれ独自の機能を持っています。カスタム投稿タイプは、独自の投稿タイプを作成することができますが、カスタムフィールドは、記事やページに追加の情報を設定することができます。それぞれの機能を正しく理解し、目的に合わせて使い分けることが重要です。
例えば、ウェブサイト上でレシピを紹介するページを作成する場合を考えてみましょう。この場合、カスタム投稿タイプを使用して「レシピ」という投稿タイプを作成し、カスタムフィールドを使用して、調理時間や材料などの情報を追加することができます。
まず、管理画面から「カスタム投稿タイプ」を作成します。新しい投稿タイプを作成するには、functions.phpファイルに以下のコードを追加します。
function create_post_type() {
register_post_type( 'recipe',
array(
'labels' => array(
'name' => __( 'レシピ' ),
'singular_name' => __( 'レシピ' )
),
'public' => true,
'has_archive' => true,
'supports' => array('title', 'editor', 'thumbnail', 'custom-fields')
)
);
}
add_action( 'init', 'create_post_type' );
このコードを追加すると、管理画面のメニューに「レシピ」が追加されます。ここで、新しいレシピを作成し、カスタムフィールドを使用して、調理時間や材料などの情報を追加することができます。
カスタムフィールドを追加するには、Advanced Custom Fieldsなどのプラグインを使用することができます。このプラグインをインストールすると、管理画面の左側に「カスタムフィールド」という項目が追加されます。ここで、新しいフィールドを作成して、レシピの調理時間や材料などの情報を追加することができます。
以上のように、カスタム投稿タイプとカスタムフィールドを組み合わせることで、より柔軟性のあるページを作成することができます。
WEBプログム、WEBデザインなどの制作については、以下を御覧ください。
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