stripeのテストモードから本番モードに移行するときに、気をつけるポイント


 

【記事内容】 stripeは、ウェブサイトやアプリ内での決済処理を簡単に実現することができるサービスです。特に、決済システムを組み込んでいるWEB開発者にとっては、非常に便利なツールとなっています。ただし、テストモードから本番モードに移行する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。以下、そのポイントを詳しく説明します。

1. 本番環境で実際にクレジットカードを使って決済を行う

stripeでは、テストモードと本番モードの2つのモードが用意されています。テストモードでは、実際のクレジットカード情報を使用することなく、テスト用のクレジットカード情報を使用してテストが可能です。しかし、本番モードに移行する際には、必ず実際のクレジットカード情報を使用して、決済を行ってみることが重要です。これにより、本番環境での実際の決済が問題なく行われるかどうかを確認することができます。

2. 必要な情報を本番用に変更する

テストモードから本番モードに移行する際には、以下の情報を本番用に変更する必要があります。

a. APIキー

APIキーは、テストモード用と本番モード用の2つが用意されています。テストモードから本番モードに移行する際には、APIキーも本番用のものに変更する必要があります。

b. 価格ID

価格IDも、テストモード用と本番モード用の2つが用意されています。テストモードから本番モードに移行する際には、価格IDも本番用のものに変更する必要があります。

c. Webhook

Webhookは、stripeが提供するイベント通知機能です。テストモード用と本番モード用の2つが用意されています。テストモードから本番モードに移行する際には、Webhookの署名キーも本番用のものに変更する必要があります。


これらの情報を変更せずに、単に設定を本番モードに変更してしまうと、決済処理が正常に行われなかったり、エラーが発生することがあります。注意して、本番用の情報に必ず変更してください。

3. テストモードと本番モードの動作差異を把握する

テストモードと本番モードでは、動作に違いがあることを把握しておく必要があります。例えば、テストモードでは、カードの有効期限が過ぎている場合でも、エラーが発生しないことがあります。しかし、本番モードでは、カードの有効期限が切れている場合は、エラーが発生してしまいます。このように、動作に違いがあることを把握しておくことが、問題を予防するために重要です。

4. データのセキュリティについても確認する

stripeを利用する場合には、クレジットカード情報などのデータのセキュリティにも配慮する必要があります。本番モードに移行する際には、セキュリティに関する設定もしっかりと確認してください。例えば、SSL証明書を取得し、HTTPSプロトコルを使用するように設定するなどが必要です。

以上が、stripeのテストモードから本番モードに移行する際に気をつけるべきポイントについての説明です。テストモードでは問題がなかった場合でも、本番環境では問題が発生することがあるため、注意して移行作業を行うようにしてください。しっかりと確認して、安心して決済処理を実行できるようにしましょう。

WEBプログム、WEBデザインなどの制作については、以下を御覧ください。

WEBプログム、WEBデザインなどの制作